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障害のある人、ない人

障害のある人というと、何か特別の人のように考える人がいますが、そうではありません。
足の不自由な子どもは、走るのが得意でない子どもが多いかも知れません。知的発達に障害のある子どもは、数の計算が不得意かも知れません。しかし障害のない子どもでも、走るのがおそい子どもや、計算がにが手の子どももいるでしょう。
人はみんな一人ひとり、個性や特徴をもっています。
障害があっても、一人ひとり、みんな個性のもち主です。
障害のある子どもや障害のある人という特別の人がいるのではなくて、ある人がたまたま障害がある、というように考えて欲しいのです。
同じ意味で、健常者ということばも、あまりいいことばではありません。

 

 

 

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